24薔薇友訪問記6,野田オープンガーデン松原さんの庭

初めて松原さんのお宅に訪問したのは5年前の2009年でした。
その年は松原さんが家を新築してラビアンローズいう名のサロン回転して、野田ガーデニングクラブに入会した時でした。この時外構の一部は工事中でしたが
建物は完成し薔薇も植栽され建物の壁面を飾り始めていた頃でした。

今年改めて松原さんのお宅に訪問し薔薇の姿を見た時に、数年前松原さんが建物の設計と共に薔薇の品種と仕立ても研究し、植栽したものが見事はまっていることを感じました。
私は性格上薔薇を植える時にはおおよそその完成形をイメージしますが、それほど緻密に設計する訳でなく、どちらかと言えば数打ゃ当たるという考えで、思い通りのイメージに行かなかったら、隣に別な品種を植えれば良いと言うラフな考えで薔薇に臨んでします。

松原さんの薔薇を見ているとこれだけ設計通りに仕上がった例は、あまり知りません。当時はガーデニングクラブにも入会しておらず、相当アレコレと1人で研究されていただろうことが想像できます。

松原さんの薔薇をみていると品種と性質、仕立てがピタッと一致していることに驚きます。


壁面に仕立てた薔薇が2階の窓まで上がってきました。

初めてなのに一番難しい品種のミックス仕立てを良くおやりになったと想います。これがアンジェラだったらどうだっでしょうか?

よくこの密なボリュームのあるアーチ仕立てが出来たと想います。

赤薔薇というのはこういう場で使うという定石はありませんが、見事な品種剪定です。

幅を取らず縦に伸ばしたランブラーの仕立ても出色です。

小技も利かせています。

まだ空地も多く開放的な場所です。

こういう場所を見ると松原さんは花が本当に好きなんだなと想います。