24薔薇庭訪問記の終わりに
これで今年の薔薇庭訪問は全て終了しました。それぞれのお宅を訪問してとても刺激を受けました。
私も80歳を超え、ガーデニングをいつ辞めてもおかしくはないのですが、多分薔薇の季節、通りの向こうから私の家の前を通っている方々が、遠慮がちに薔薇を見ている姿を見ると、元気なうちに勝手に辞めてはいけないなと想います。
私の場合は自分でかってに辞められますが、オープンガーデンは、地域の人たちに期待されているため参加者の負担が大変です。
10年前から関係している野田ガーデニングクラブは2月の総会で、参加者が高齢化しオープンガーデンを存続するか否か議論しましたが、せっかく11年も開催しているのだからと退会者が多数出ましたが、昨年の半数の10軒が参加し12回目のオープンガーデンを開催しました。
オープンガーデンのブログを書きながら、オープンガーデンに参加される方々の苦労や楽しみ、オープンガーデンに来られる方々の。素晴らしい花々に出会った輝かしい瞳を思い出します。オープンガーデンは誰でも参加できるものではありません。庭があるということが基本条件ですが、私はガーデニングを行っている人に良くお話しすることがあります。朝起きて直ぐに庭に出て花々に触れられることは、当たり前のことでなくたとえば単純に人口比で考えてみても僅かな比率でしょう。それはお金持ちの人たちの比率に比べたら、比較にならないくらいの少なさと想います。
歳を経ても花にいつでも触れられる日常があることを、ありがたいと想っています。