25薔薇友訪問記8、野田オープンガーデン田口さんの庭

田口さんは会の創設時から野田ガーデニングクラブの事務局長を務められてきましたが今年から交代しました。長らく小布施さんと共にコミュニヶーション通信の発行や連絡業務など行って来られました。

田口さんの庭は、仕立て用具は別として人工的な雰囲気を排しできるだけ自然風な姿を維持しています。薔薇もランブラーやシュラブ系統が主体で、花で華やかに装う庭ではありません。

門の前にクラシックな井戸が設置され、地下水が飲めるように提案しています。
野田市は江戸時代大豆の産地と江戸への舟運に便利な江戸川左岸の台地の野田に、キッコーマン醤油がつくられ、やがて企業城下町と東京へ通勤圏として発展してきました。
台地の野田周辺は林や森が多く花々が映える場所です。また台地の下には豊富な地下水が流れ、醸造の命である水のおいしい場所でもあります。

まだ季節がわずかに早く薔薇は開花していません。

この薔薇の名を伺ったのですが忘れてしまいました。物覚えには自信がありましたが、歳をとるとメモしなくてはならなくなりました。

緑の園です。この中に誰でも知っているけど誰も植えていないアカンサス・モリスがあります。アカンサスの葉形はウイリアム・モリスが壁紙などに好んで使用したモチーフのため
モリスに憧れる人は植えたいと想っていますが、葉が巨大なためとまり売っていないため植えている人は極めて稀です。

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多分ハイブリットムスクのコーネリアでしょう。この対面にはギス・レイン・フェリゴンドウが大株になっています。この薔薇は名前が厳めしいですがシュラブローズの名花です。
アプリコットのコーネリアもハイブリッドムスクの中では最上品種です。

2015年のプレオープンガーデンの画像

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