25薔薇庭訪問記21、北本オープンガーデン酒井さんの庭

酒井さんの庭は平井さんとお隣同士です。浪井さんからの薦めで今年初めて訪れましたが、自宅に遇った昔の北本オープンガーデンパンフ2017年度版を見たら、酒井さんは平井さんと共にオープンガーデン最初からの常連であることが分かりました。

北本オープンガーデンのパンフでの酒井さんの庭のタイトルは、「雑木林を借景とする庭」でその趣旨は「小さな庭でみどりや草花のある暮らしを楽しんでいます。中央緑地を散策しながらぜひお立ち寄りください。」とありました。
この「雑木林を借景とする庭」のタイトルは2017年度版パンフも同じで、「雑木林を宿景とするリーフガーデンで、自然の中にあるようなナチュラルなガーデンを目指しています。」とありました。この自然の中にあるようなナチュラルなガーデンのコンセプトは今でも変わらず、初めて訪れた平井さんの庭の印象は、まさにこのコンセプト通りでした。

門の横にはまさにナチュラルな雰囲気の草花のアレンジがありました。

庭はカーポートの横にあります。入り口にオープンガーデンの告知の場所に「雑木林だより」の新聞形式のパンフがあり、気になってきました。
やがて酒井さんが現れ、酒井さんが一員として保全活動を行っている雑木林の会のお話を少しお聞きしました。
私は北本の中央緑地の存在を知りませんでした。中央緑地は巾20m長さ1300mの雑木林です。北本の中心部の高崎線の線路沿いにある中央緑地はかって雑木林は壊れさびた洗濯機や掃除機などの家電、絨毯、マットレス、プラゴミなどの不法投棄の場所でしたが、市民たち有志がNPO法人を結成し雑木林を保全してきました。
「雑木林だより」はNPO法人北本雑木林の会のパンフでした。

酒井さんの庭はパンフに記載されたイメージ通リの庭で、宿根草を交えた下草と庭木との調和したナチュラルな雰囲気の美しい庭でした。

紅カナメの枝越しにパンフに記載されている雑木林が見えました。

北本中央緑地

外に出て初めて道路の向こう側にある雑木林が眼に入りました。

この地図は酒井さんがおつくりになったオープンガーデンの詳細図です。私も以前HPのためにPCのエクセルで地図を作製したことがありますが、この地図のうまさには感心してしまいました。

北本の街を走っていると所々に雑木林の林があります。中央緑地は真ん中の高崎線に沿って巾20m長さ1300mの細長い雑木林です。

帰宅してこの雑木林のパンフの裏表をじっくり読ませていただきました。

そろそろ緑の環境を保全するために、税金だけでなくいろいろ考慮する時代が近づいているような気がします。