薔薇のエッセイ37、夏の終わり/ゴマダラカマキリ幼虫駆除方法
お盆が終わってから、毎朝の日課のウォーキングをしないで庭の手入れをしています。
下の画像は既に雑草を抜いてた後ですが、梅雨が明けて夏の間暑くて放置していたら、庭中雑草がはびこっていました。
家庭菜園も借りているので夏は3~4日に一度は、日課のウォーキングを止めて早朝雑草取りに行きますが、家内はキュウリとナスが成長するので1日おきに畑に行っていました。
以前は、真夏でも午前中いっぱいは庭作業ができたのですが、今年は異常に暑く、朝は日が当たる前の7時過ぎまでしか作業はできません。

まず最初に伸び放題になったランブラーのアルベルティ-ンとポールズ・ヒマヤヤン・ムスク、そして春に咲いたまま放置していたモッコウバラの剪定を行いました。
既にこのアルベルティ-ンとポールズ・ヒマヤヤン・ムスクは花が終わってから2回剪定しています。
枝を広げて生茂るランブラーの剪定が終わると、次に前庭と主庭の雑草取りです。
雑草取りは屈んで行うために家内の手助けが必要です。雑草取りは女性の方が得意で、私の3倍のスピードでこなします。
私の雑草取りはお腹がつかえて苦しいためと、腰痛が発生しそうなので中腰は避け、能率は極端に落ちますが、なるべく屈むことなく工夫して雑草取りを行っています。
その方法は、最初に立鎌で雑草を抜き、次に折りたたみイスに腰かけながら手鎌で雑草の根を採ります。折り畳みイスが置けない所は、今度は膝スポンジに膝を乗せて屈んで採ります。こんなことですから家内の3倍の時間がかかる訳です。

薔薇の枝の剪定は枝に棘が密集しているため、ゴミ収集車の人が困らないように、枝をはさみで短くカットします。
また普通の45リットルの家庭用ゴミ袋では、小さくて袋が薄く枝で敗れる恐れがあることから、90リッターの厚いゴミ袋を使用します。これは上に畳んであるゴミ収集袋に入れて使用します。
ゴマダラカマキリの食害発見!

夏の終わりから晩秋にかけてコガネムシの幼虫やゴマダラカマキリの幼虫による根の食害が旺盛になります。
そろそろ、これらの防虫対策で薬剤散布を考えていたら、前庭のパーゴラに上の画像のように初夏見事に花を咲かせてくれた、ランブラーのヴィォレットとハイブリットムスクのプロスペリティの株元にオガクズがでているのを発見しました。
すっかり敵に先を越されてしまいました。

2本とも大型コンテナで仕立てており、上の画像はヴィォレットの株元です。食害のオガクズが出ています。オガクズはゴマダラカマキリの幼虫の糞だという説と、幹や株元を食害する際でてくる木くずという説もあります。

隣のプロスペリティの株元にも少量オガクズが発声していました。

こちらはクライマーのパレードです。

パレードの株元にもオガクズが出ており、棒でひっかいたのでオガクズは土壌と混ざってしまいました。
これらいずれも下に向いているので、スプレー式の園芸用キンチョールが残っていたので下から噴霧しました。


左画像、ゴマダラカマキリの成虫は5月頃から梅雨時にかけて飛来します。飛来すると薔薇の茎に止まって産卵します。ゴマダラカマキリは敏捷でないため、火バサミで挟んで取り除きしかるべき方法で死刑にします。
ゴマダラカマキリが産卵してそれが幼虫になって木の茎の内部を食い荒らしながら茎の内部を上昇しますが、根から水が挙がらなくなるため、オガクズを発見した際直ぐ対処しないと1週間程度で薔薇は枯れ死します。
ゴマダラカマキリが産卵してから土壌の中で約2年間潜伏し、多分共食いをして一番大きな幼虫が薔薇の株元に穴を空けて茎に潜り込みます。しかし近年のゴマダラカマキリは見えるような位置に穴を空けず根の間から茎に入り込みます。ゴマダラカマキリの産卵から幼虫に至る道は、未だよくわかっていません。
右画像、ゴマダラカマキリの食害に気付かず対処が遅れて1週間後に枯れた薔薇
かって一度に枯れてしまった事がありました。



7~8年前かゴマダラカマキリの幼虫によって短期間に10本ほど枯れてしまった事があります。枯れた薔薇は今まで愛着していたピータービールズのオールドローズやイングリッシュローズが多く、以来同じ品種は手に入りにくく補充していません。
薔薇の世界ではゴマダラカマキリの幼虫対策は不十分だったので、この年から果樹業者のネットで有効な薬剤を探しました。その結果トラサイドAを見つけました。
ゴマダラカマキリの幼虫の食害は、必ずオガクズを地上に出します。オガクズの出ている場所は大抵は株元の影で気が付きにくいです。今の季節、毎日水やりを行っていますが、真冬の1月はほとんど水やりで近ずくことがないので、見落とす可能性が大きいのです。
枯れると掘り上げて必ずゴマダラカマキリの幼虫の食害の穴を探します。しかし以前は穴が明確でしたが近年の食害の穴は見つかりません。底の方からも探しますが謎です。
また共通しているのは白い細根が見つからないことです。ということはコガネムシの幼虫と同時攻撃を受けているのでしょうか?
いずれにしても謎です。農業の世界だったらだれか農学部の学生がマスター論文でも書いてくれるのですが、薔薇の学問の世界にはにはゴマダラカマキリの生態の本格的な研究者はいないようです。
以前はゴマダラカマキリの食害は解りやすかった。

モッコウバラです。今でも健在です。
ゴマダラカマキリの薬品

薔薇の本数が少ない時や食害の穴が明確な時は、トラサイドAを除いて園芸用キンチョールで十分でした。
テッポーダンはそれ以前、幼虫が株元に食害する穴が明確な時代に使用しましたが、今は穴を探すのが難しくなったので使用していません。
その後園芸用キンチョールの新型スプレーを株元に噴霧して駆除していましたが、予防をしないと防げないため使用していましたが量が多いため購入費用が嵩みました。
同じ大日本除虫菊の系統の家庭用キンチョールも併用していましたが、在る年1度に10本近くやられてから、果樹園業者のネットで薬剤を探しトラサイドAに出会い、
以来何シーズンも使用して、被害はゼロになりました。
使い方は、噴霧せず自分で工夫してトラサイドAをジョウロで薄めて株元に2~3回ある程度の量を時間かけて注ぐと、オガクズは止まり退治できました。
トラサイドAは長年の悩みを解決してくれました。
ゴマダラカマキリの駆除開始!

昨年からトラサイドAが大幅に値上げしたので、新たに住友化学のガットキラー乳剤を使用しています。昨年、アルキミストを食害したゴマダラカマキリの幼虫を退治したので効果は同じと想っています。私の場合は噴霧ではなくジョウロで薄めて株元全体に注いでいます。
昨シーズンからガットキラーを使用していますが、また間違ってもう1本購入してしまいました。効果が無かったらトラサイドAに戻そうと想っています。


それぞれ毎日株元にガットキラーをたっぷりと注いでから3日目、左はオガクズが出なくなり、右は2日目もオガクズは出ましたが3日目に止まりました。
オガクズを発見した日は、全ての薔薇の株元にガットキラーをジョウロで注いで予防しました。
そろそろゴマダラカマキリの薬剤を巻かなくてはいけないなと想っていた矢先のオガクズの発見でした。
追記 毎朝の薔薇作業で新たにゴマダラカマキリの食害を発見し直ちに処置を行っています。
ポールズ・ヒマラヤンムスクの食害


群舞の食害


クリスチァーナの食害


クライマーばかりが狙われました。古いクライマーを点検します。


アルベルチィ-ンとルディーテ もう何回も食われて対処してきました。今回は無事なようです。
ボランチィアで植えている学校のバラも点検しました。最も狙われそうなスパニッシュ・ビューティです。

薬剤を株元に流し込みました。

初代ピエール・ドゥ・ロンサールはゴマダラカマキリで枯れました。今は2代目です。更に横にもう1本植えています。
ハイブリッド・ムスクなどシュラブローズは無事です。

ゴマダラカマキリ被害の痛手は長く続く。
主庭のメインの薔薇だったブルボンの三姉妹と勝手に名づけていたラ・レーヌ・ヴィクトリア、ルイーズ・オディ、マダム・ピエール・オジェ。最初にマダム・ピエール・オジェがコガネムシの幼虫に食われ、次にアーチの上のルイーズ・オディがコガネムシの幼虫に食われました。

最後に残ったラ・レーヌ・ヴィクトリア

最後に残ったラ・レーヌ・ヴィクトリアは孤軍奮闘し1人でガゼボの上を覆ってくれていました。
そのラ・レーヌ・ヴィクトリアも、1昨年とうとうゴマダラカマキリの食害に遇いました。

1昨年ゴマダラカマキリの幼虫に食害されてから、上部の枝は枯れ始めましたが、未だ木は生きているため、このままそっとしています。
主庭の一番メインの場所ですが、植え替える訳にも行かずこのままにしています。
ガゼボが寂しくなったのでの全面のアーチに昨年パレードを植えましたが、ラ・レーヌ・ヴィクトリアの枝はほとんど枯れてしまいました。

パレードはバカチョンバラで今まで敬遠していましたが、歳を取るとこういう栽培容易な薔薇が楽になります。