薔薇のエッセイ15、うれしい芽吹き直前の老木たち
2月末から寒波が続き、強風と雨天が続いていますが、晴れると気温が上昇するため、例年より早く春が近づいているような気がします。 20年前、薔薇の芽吹きはお彼岸過ぎでしたが、だんだん早くなり昨年は3月半ばと記憶していますが、 […]
冬の奈良の旅、最終 平城宮東院庭園
近鉄奈良線の車窓から、2010年の平城京遷都1300年を記念して復元された朱雀門や南門、大極殿が、発掘された通路だけの平城宮跡に立っている姿が見られます。朱雀門や南門、大極殿など赤く塗られたこれらの建築が、異様な風景に感 […]
薔薇のエッセイ14、学校の薔薇の冬剪定
2月は静かなようですが、春がまじかになり自然な季節や社会の季節が次々と動いて行きます。立春から雨水へ梅やロウバイが満開にすると、直ぐ3月が眼の前に近づきます。今日家内は焦ってお雛様を出して飾っていました。新聞には昔は3月 […]
春浅き見沼田んぼの自然、白梅の開花
「初春の令月にして気よく風和ぎ、梅は鏡前の粉をひらき、蘭ははいごの香を薫らす。」初春の佳き月で、空気は清く澄み渡り、風はやわらかくそよいでいる 梅は鏡の前の美しい人のおしろいのように真っ白に咲いているし、貴人の飾り袋の香 […]
奈良古寺の旅その4、光明皇后ゆかりの海龍王寺、法華寺
首都圏や関東の人たちにとって、奈良の古寺の中でも海龍王寺と法華寺を知る人は相当マニアックな人だと想います。実は私もこの2寺の存在は知りませんでしたが、いずれも光明皇后が関係していた寺院と知り、多分センスの良い寺院に違いな […]
奈良古寺の旅その3、聖徳太子から始まった仏教国家の流れ、聖武天皇と頼朝のこと
昨年末に行った奈良古寺と古社の旅で、光明皇后ゆかりの海龍王寺と大和国分尼寺だった法華寺を訪れました。光明皇后ゆかりの寺院の紀行を書くに当たって、光明皇后の夫である聖武天皇について触れないわけに行きませんが、聖武天皇が目指 […]
冬の奈良古社の旅・その2、風の神・龍田大社
奈良古社の旅の2日目、この日は信貴山の麓近くの龍田大社を訪れました。龍田大社は初めて耳にする神社で、私にとって歴史上ノーマークの神社でした。私はいつもの癖で、行先についてネットで検索し大体の概略は目を通しますが、歴史等の […]
冬の奈良古寺の旅・その1、信貴山
畿内の旅を振り返って 私が本格的に旅を行うようになったのは、70歳になった時からでした。高校時代から登山を続けてくると、未知の山や季節はなくなり、素晴らしい景色に出会っても皆いつか見た景色でした。昔から親しんできた山岳登 […]