薔薇のエッセイ18、開花を始めた薔薇
薔薇の開花が秒読みになりました。気温の低い日や雨天が続いたため蕾は固く色を見せているものは少ないですが、どの薔薇もいつ開花しても良いくらいに膨らみ始めています。
でもこの季節、まだ気温がそれほど高くないため桜のように開花期間が短くなく、開花しても結構長く楽しめそうです。
学校に植えたスパニッシュ・ビューティが本格的に開花しました。この薔薇は毎年一番に開花しますが、開花するとなぜか気持ちがあせるのです。
スパニッシュビューテイは存在感のあるクライマーです。1季咲きですが世界のクライミングローズを代表する薔薇の一つです。
他の薔薇も開花の準備を着々と進めています
我が家の様子は
ラ・レーヌ・ヴィクトリアが咲き出しました。
この季節大好きなシラーが満開になりました。我が家のシラーは薔薇の開花を告げる先触れの花なのです。小さな鐘を揺らして聞こえない音を発しているようです。
一重のHTディンティ・ベスも顔を覗かせてきました。
チャイナのルイ14世のビロードのような花弁は、現代薔薇には無く、とてもクラシックです。
シラーは自然に広がります。庭土を掘り起こしても、どこからともなく顔を見せてきます。
左側の花壇にはシラーを植えた記憶はありません。
鉢植えのヒューケラを地に降ろしたら今年はとても元気です。隣にブロンズのヒューケラを植えました。
リシマキアのライムはグランドカバーに優れています。繁殖しすぎないのが良いですね。
オープンガーデンで購入して来た宿根草か低木か名前は忘れましたがライムの葉が美しいです。
薔薇の足元にヒューケラを2株植えました。夏には拡がるでしょう。
ワスレナグサは大分少なくなってきましたが、所々顔を出しています。苗を植えたのは30年前です。今まであらゆるグランカバーに手を出しましたがいずれも決定版はありません。上のグランドカバーは4月に植えました。名は忘れました。
前庭のシラーです。
ハークネスのスベニール・ドクター・ヒュームです。
小松バラ園のマイディアです。
デルフィニュームが咲いてきました。
定置網ならず定置大型コンテナのリナリアやワスレナグサが咲いています。このコンテンには秋までどうでもよい様々な宿根草が顔を出して咲き続けるのです。もう20年以上植え替えたことはありません。
追伸、4月29日、開花した薔薇と開花直前の薔薇
バロン・ジロー・ドゥ・ラン
薔薇仲間から託されたハイブリット・ティ、名札が外れてしまって名称不明です。
ジャックリーヌ・デュ・プレ
イングリッシュローズのルデューテ
ラ・レーヌ・ヴィクトリアが眼前で咲いてきました。
開花直前のジェームス・オースティン
イングリッシュローズのエイブラハム・ダービーです。30年選手です。
イングリッシュローズのジ・アレクサンドラ・オブ・ケントが開花直前の沢山の蕾をつけています。