ブログを再開しました。

前回に引き続いてサイトの初期化を行い、ゼロからブログを再開しました。
ブログサイトの初期化は面倒くさい作業ですが、初期化そのものより、新しくソフトをダウンロードして、サイトという入れ物の箱をゼロから構築する作業がとても面倒です。ブログやホームページソフトは改良が頻繁に行われ、同じソフトでも少し前のヴァージョンと細かな点が数多く異なり、また耳慣れない言葉も多いため、私のPCスキルを越えて多くの困難が現れます。若い人たちなら適当に操作して実行できるでしょうが、オーソドックスなHPソフトで20年以上のHP制作経験を持つ私でも、ブログソフトで次々に現れる新しい用語やしくみなど、ネットで解説を見ながら行いますが、中々ついていけません。
そんなことで、幸いにも1月は寒く外出の機会は少ないため連日PCと格闘しました。

今回ブログサイトの初期化を行った理由は、12月中旬、セキュリティの強固なサーバー会社のサーバーに、海外から大量メールの不正アクセスが発生し、その余波を受けてサーバーに保管されている私のサイトのファイルも一部汚染されてしまいました。サーバー会社の指導で汚染されたファイルの削除を行いましたが、汚染の広がりがそれでは済まず、安全のためにサイト全体のファイルを初期化し削除を行いました。海外からの不正アクセスによるネットワークの攻撃が、ニュースで珍しくなくなるほど数多く発生していますが、まさか被害が自分に降りかかるとは思いませんでした。

ブログ情報は私のPCの中で保管しているのでなく、サーバー会社のサーバーで管理しているため、ブログの初期化は、ブログを動かすソフトと中身の情報をサーバーから削除してまっさらの状態にしてから、新たにソフトをサーバーに注入して開始します。こうして再びゼロからブログを開始することになりました。

ネット時代ではPCだけでなくモバイルからも多くの情報が飛び交います。個人の通信でもプロバイダーのセキュリティ体制強化と共に、ハードと共にPCのセキュリティは今まで以上に強化され、Windows11はそのためにWindows10から発展させたと言われています。

商業用に開設しているブログが多い中、個人の楽しみだけでブログを行っていますが、面倒な事が生じると止めてしまおうという気が起こらないのは、ブログに書くことで日々の暮らしに節目がつけられる点があることに気づいたためでしょうか。

10年に1度の寒波の朝

1月25日、この日は朝、10年に1度の大寒波が我が国を襲い、日本全国すべてが氷点下になった日です。各地から前夜の雪で交通が滞っているとのニュースが飛びかっていました。

予報では-2,5℃でしたが、いつものように6時20分にヘッドランプを点灯し、家から飛び出しました。日の出は初日の6:51分から3分ほど早まり6:48分になりましたが、6:30近くならないと夜は白みません。

厚い毛糸の5本指の手袋を脱いで、デジカメで撮影しますが2~3分で、指がちぎれるように冷たくなり、慌てて手袋をはめます。気温は-2,5の予報でしたが、見沼田んぼの気温は-5℃以上であり、冬山並みの寒さです。

装束はトップス,ボトムスも共に3枚ずつですが、氷点下の早朝でも少しも寒くありません。なぜなら帽子は完全な冬山用の飛行士が被るような帽子で、数多くの雪山で共にしてきたものです。ダウンはノースフェースの厚手ダウンで、その下にミズノの保温素材8%のやや厚手のインナージップシャツで、下着はグンゼのヒート素材の厚手のシャツです。ボトムスはパンツの上にミズノの保温素材入りタイツ、その上はズボン代わりにモンベルの中綿入りオーバーパンツで、後10℃ぐらい低くても十分耐えられます。雪山では発熱素材の下着は行動中汗をかくので使いませんでしたが、下界では便利ですが、帰宅すると屋内では暑すぎるため普通の下着に着替えます。

雪山を止めても、その当時使っていた年季のウエアは無駄にならず、この歳になっても、真冬の間、夜明けのウォーキングは苦も無く続けられるのです。本格的な登山ウエアは、素材の劣化は少なく、デザインも陳腐化することも無いため、別な場面でその機能を十分果たします。
余談ですが、モンベルの化学繊維のラクビージャージタイプのセーターは繊維が下手ることなく、3枚の内の2枚は30年前に購入したものですが、リラックス感と保温性に関して、風呂上りの寝巻の上に羽織るウエアでこれに勝るものはなく、他にウエアが無いわけでもないのに、晩秋から冬、早春と3枚を回しながら着用しています。

この画像は修正して少し明るくしています。ヘットランプを消灯して、私の見沼田んぼのウォーキングコースを辿ります。
私の大好きな辛夷の三兄弟が迎えてくれます。三兄弟という名は私が勝手に名付けていますが、よく見ると間に小木を挟んで実際は5本あり、樹種も辛夷と白木蓮のミックスです。桃と桜の間に咲く白い花木は大好きで、辛夷の白い花を見ると山を想い出してしまいます。

芝川の土手の上のウォーキング道路を辿ります。
寒波の夜明けの見沼田んぼで人の姿は全く見られませんが、昨夜の大風でトンネルに被せた寒冷紗が飛んでしまっていないか点検と修復を行っている農家の人を見かけました。この人は夜中、雨戸を打つ大風の音の中で、寒冷紗が飛んでもしかしたら農道をふさいでいるかも知れないと、案じて夜明け前に家を飛び出して点検しているのでしょう。寒冷紗のトンネルを点検しながら、多分葉物野菜の小さな苗が無事だった点検しているのかも知れません。
モノを消費するばかりの私にとって、このように生産する人の姿にとてもリスペクトを感じます。

最初の画像の日の出はこの後です。前方に紫色の雲が現れました。雲は日の出を受けて輝き始めているのでしょう。朝の美しい雲は日の出と共に消えてしまいます。

いわゆる紫雲です。
私が仲間たちのメールで行っている句会での私の俳号は「紫雲」なのです。付けた時は少し高貴すぎる俳号と想いましたが、こうやって紫雲を見ると良かったなと想います。
「紫雲」はいつも見られるようですが、実際、美しい「紫雲」は珍しいものだと想います。

オールドローズの中の好きな薔薇で「カーディナル・リシュリュー」という濃い紫の品種があります。この名の意味は、ブルボン王朝宰相の枢機卿のリシュリュー卿のことですが、この花の紫の色がローマ法王の顧問団の高貴な枢機卿のマントの色にちなんで名づけられました。「リシュリュー卿」は三銃士の物語では悪役でしたが、実際は名宰相でした。

仏教での僧侶の袈裟の色は緋色と紫色は上位の色で、真言宗では紫は緋色の次の位を表しています。東西が交流の無かった時代、西欧も東洋も紫は高貴な色で共通していたことは興味深いです。

武甲山も紫に輝いています。都市と山、この対比が大好きです。

いよいよ陽が上ってきました。樹々が美しく輝きます。この樹は見沼田んぼの象徴で多くのアマチュアカメラマンが、風景のアクセントとして撮影しています。

見沼田んぼの芝川は野鳥が生息しやすいように、一部を除いて人工的な護岸工事は行いません。葦が無造作に生えている光景は汚いと見るか、美しいと見るかは見る人の感性の問題になります。1昨年琵琶湖の近江八幡で葦原の舟に乗りました。御所や京の簾は琵琶湖の葦原から作られてきました。自然保護の先進地琵琶湖の葦原は考えさせられることの多い場所です。でも自然の美しさでは見沼田んぼは負けません。舟でも運用すればと想います。

今年初日が上ろうとする寸前、鴨の群れが一斉に動き出す光景を始めて見ました。家内は今さら何をと言っていましたが、私にとっては新鮮な発見でした。