薔薇のエッセイ17、薔薇の開花スタンバイ!

今年の薔薇は蕾を着けるのが早く、全ての薔薇が開花に向けてスタンバイをしています。今日はまだ4月の18日、もし昨年の4月末のように寒い日が来なかったら、満開はゴールデンウイーク期間が予想されます。

今年は新しい薔薇も増やし、また全ての薔薇を平等に愛情かけて栽培して来たので、薔薇たちはそれに応えてくれてみな活き活きとしています。数年前カミキリムシの幼虫やゴガネムシの幼虫によって春のシーズン前には根を食害されて枯れてしまった薔薇が多かったのですが、ここ2,3年新しい薬剤と試行錯誤して駆除方法を学んだので、今春は怪しい薔薇は全く見かけません。

また廃番になって10年近くなった大好きな薔薇も、今まで面倒で好きでなかった子孫づくりのための挿し穂を、昨年行いましたが、それらが移植など面倒でしたが小鉢で元気よく育っている様子を眺めると、それぞれが我が子のように思えています。

昨年と同じアングルで撮影した画像を見比べてみると、今年の庭は自分なりに手をかけたことが背景になって、より満足感に浸れるのです。

ガゼボはラ・レーヌ・ヴィクトリアです。

周りを囲ってコの字型に誘引しているのはポールズ・ヒマラヤン・ムスクで、アルベルテイ-ンもガゼボからベランダ下までコの字型に誘引しています。

ラ・レーヌ・ヴィクトリアは2輪咲いて、他は蕾を大きく膨らましています。

年末にかなり強く剪定したモッコウバラは例年より遅くようやく咲いてきました。

手前のアーチのパレードも咲いてきました。

今年は新苗の育成や挿し穂の薔薇など小鉢が増えてにぎやかです。大半が蕾を着けています。

この場所は早朝から日暮れまで陽が当たるので小鉢や低い薔薇をミックスさせています。昔は弱った薔薇の育成スペースでしたが、元気になって20年も生きている薔薇もあり不思議です。やはり薔薇は陽当たりと風通しが好きで、そういう場所だったら弱った薔薇も再生可能です。

小輪の安曇野のようなミニランブラーは全て1か所に地植えに切り替えました。これらの薔薇は1季咲きで多少の日陰や風通しの良くない場所のほうが、返って伸びないため1等地には植えません。

先日パーゴラの柱を覆っていたハツユキカズラを切ってすっきりとさせました。薔薇の無い時は良かったのですが、薔薇が茂ってくると葉の区別がつかなくなり誘引に差しつかえが生じます。

アーチやパーゴラの上も密集してきました。

オベリスクの薔薇もいつ咲いてもおかしくはありません。

エイブラハム・ダービーやウイズレー2008も軒並み蕾を着けています。

ケントやシャリファ・アスマ、コンスタンス・スプレイも大きな蕾を着けています。

昨年畑から移殖したロココも今年は完全に根付いたようです。

薔薇だけでなくクレマチスのダイアナも元気に茂っています。

シラーが満開に近づきました。

オールド・ブラッシュが咲いてきました。

長い蕾の時期を経てようやく1輪だけ咲きました。

枯れてしまった大好きなフランシス・デュ・プルイュの新しい苗が咲きました。

パレードです。今年は嫌になるくらい花を付けるでしょう。

チャイナローズのルイ14世

ルディ-テは老木ですがこれからたくさん咲きます。しかし植え場所が撮影しずらい場所のため、花が咲いてもあまり撮影していません。

季節の変わり目、見沼田んぼ

見沼田んぼには枝垂桜の造園業者が植えた林があります。

菜の花と枝垂桜、季節は移り変わります。

桜が終わり、ハナミズキの季節です。