見沼の自然、桜回廊西縁・市立病院~東浦和駅方面

見沼桜回廊は、見沼用水の東縁、西縁の土手に馬蹄形に総延長20㎞続いていますが、核心部と言えば東縁の見沼自然公園付近、西縁はさいたま新都心付近から東浦和駅周辺までです。

しかし見沼桜回廊は駐車場がないため、徒歩か自転車か都市交通でしか行けません。その都市交通も駅から徒歩で行くためには、JR武蔵野線東浦和駅かJR京浜東北線、上野東京ラインのさいたま新都心駅だけで、そこから徒歩で桜回廊の核心部に行くためには、少し距離を歩きます。


また都市交通のバスは東浦和駅から、浦和駅から、北浦和駅からの3系統がありますが、東浦和駅や浦和駅からバス路線は、バス停から桜回廊までは距離があり本数も少なく不便です。従ってバス路線で一番便利なのはJR京浜東北線北浦和駅からの路線で、終点のさいたま市立病院まで行くと、そこから桜回廊まで徒歩で僅かです。

桜回廊の距離はさいたま市立病院から東浦和駅まで約4,5㎞、女体神社参拝や氷川公園散策をプラスすると約5km、さいたま市立病院からさいたま新都心付近までの距離や約4,5㎞でそれぞれ往復すると10km近くなります。

日帰り登山の場合、約5、6時間の行程でも長く感じませんが、桜を愛でながら平地を歩く場合、片道約1時間半程度ですが、なぜかとても長く感じます。気持ちの心構えが違うのでしょうか。

今年は桜が中々開花せず、雨の日や風の強い日が続きました。桜回廊を市立病院から東浦和まで歩くことを毎年恒例にしていますが、今年は晴れの予報が出ていた4月7日の日曜日に歩こうと1週間前から決めていました。

桜回廊の桜見物を行う人は分散していて、日曜日に関わらず人も多くなくかえって拍子抜けしてしまいました。

市立病院のバス停から北宿通りに戻って東に進むとこの場所に出ます。この左下の広場に立派なトイレがあります。
日曜日の9時過ぎなのに桜回廊は閑散としています。多分前日の土曜日に桜見物を済ませてしまったのでしょうか。今年は満開迄の期間が長かったため、桜見物の人は分散したのでしょう。今朝の朝刊では大宮公園は凄い人出だったようです。

1昨日ウオーキングの際、グランドの桜は黒々としていたのに今朝はピンクに変わっていました。桜の開花は予測不能になります。

桜回廊は全て同時に開花から満開になるわけではありません。北風がもろに当たる土手は遅く、開花にバラツキがあります。この付近はようやく満開になりました。

ダイコンソウの花は桜の開花に関係なく例年通リ同じ時期に開花しました。

画面中央に私が辛夷の三兄弟と呼んでいる辛夷と木蓮の木があります。実際は5本なのですが、遠くから見ると3本に見えるので3兄弟と呼んでいるのです。
しかし一番大きな兄貴分の辛夷が今年は老木のため僅かしか花を付けませんでした。花前に樹の下で確認すると蕾はわずかで、案の定遠くからは花が見えずそのまま新緑が出てしまいました。少し哀しいです。

見沼用水の対岸に公園がありそこの桜は見事ですが、白のオオシマザクラの開花がソネイヨシノより早く、迫力不足です。

桜は岸の両岸から重なると迫力がでます。私はこの付近が桜回廊のビュースポットの一つと想っています。

先の公園からさらに辿ると、また対岸に小さな公園が現れます。やはり両岸から桜が見える場所は華やかですが、対岸の桜の開花が遅いため迫力は今一です。

見沼田んぼは造園屋さんが多く、このような仕立てで遊んでいます。

ここは見沼用水が屈曲していて例年菜の花と桜のコンビネーションが美しい所ですが、今年は菜の花が遅く、桜の開花も今一です。

氷川女体神社に着きました。初詣以来です。

いつ来ても古社の趣を醸し出しています。

氷川公園の桜も満開を迎えました。

美しい枝垂桜があります。

山田の案山子の銅像です。考えてみたら全国の水田に案山子がいなくなりました。スズメも騙されなくなったのでしょうか。

思い出の津軽芦野公園の桜

公園で思い出すのは津軽金木町の芦野公園の桜です。金木町は太宰の出身地ですが今は五所河原市に合併されています。芦野公園は首都圏では知られていませんが、津軽の桜の名所としては弘前城と人気を2分しています。この芦野公園に行くには五所河原から例のストーブ列車の津軽鉄道で行きます。
津軽鉄道は津軽半島の青森ヒバを搬出するための森林鉄道から発展した鉄道です。芦野公園は津軽三味線発祥の地としても有名です。

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津軽は観光バスやレンタカーで走っても、その良さが十分吸収できません。2両連結で全員座れるのに、芦野公園駅では観光客が今か今かと子供みたいに期待を弾ませて待っています。

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青森ヒバを搬出した軽便鉄道です。芦野公園内の記念碑を眺めているだけで、津軽の人たちが何を感じて来たか想像できて楽しいです。忠魂碑も

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なぜ見沼の桜回廊の氷川公園の桜を見て突然、10年前に行った津軽の芦野公園を思い出したかというと、訪れた芦野公園の桜まつりで行われていた地元の小、中学校の相撲大会を思い出したからです。

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先日110年ぶりに新入幕で優勝した尊富士は芦野公園のある金木町の出身だからです。尊富士もこの芦野公園の相撲大会でだんとつの存在だったのだろうな想いました。
まさに津軽の風土が名人をつくるとはこのことのようです。

再び見沼桜回廊へ

土手の下では農家が直売所を設けて販売しています。繁盛しています。

この辺りの家の人たちは用水の内側にアジサイなどを植えています。黄色いエニシダも鮮やかで目を楽しませてくれます。

対岸の枝垂桜が迫ってきます。この辺りもビューポイントの1つです。

回廊が屈曲する箇所が2、3カ所あります。この地点の屈曲が一番大きく見事です。

海棠の林でしょうか。美しいです。

ここの回廊は土手下に道がないため自転車が普通に通りますが、自転車の人たちも桜見物のため、普段は行き交う自転車はないでしょう。

対岸に明の星女学院の桜が迫ってきました。やはり両岸から桜がせり出す光景は見事です。

この白い桜の品種は何でしょうか。オオシマザクラでしょうか。房のボリュームがすごいです。毎年ここを通りかかるとこの桜の名は何だろうという声が聞こえます。札でも付けてくれていたらという声も聞こえます。以前スマホの植物検索アプリを入れたこともありましたが、めったに使わず課金が必要だったためアプリを止めました。

左側は明の星学院のグランドです。

武蔵野線の小さなガードを潜ります。

遠くに竹林の公園が見えてきました。広大な空き地でお昼を広げている人が見えます。

西縁の桜回廊終点が近づいてきました。途中ベンチが少なく1時間半以上腰を下ろさず歩いて来たので、少し疲れました。終点の竹林前のベンチで少し休みました。
桜回廊は左に回って見沼通船堀に沿って辿ると、馬蹄形に東縁に続きます。そこから東縁に川口自然公園、見沼自然公園などを経て約8㎞桜回廊が北上します。

JR武蔵野線東浦和駅です。駅周辺には飲み屋さんが多く食事する店が見当たらないので、駅前のイオンで昼食を購入し、帰りはバスで帰宅します。徒歩で往復せずバスで帰れるのが魅力です。イオンの店内は私たちと同じように昼食を求める人たちで混雑しています。ここで昼食を手に入れて桜回廊を眺めながら食べるのもハイクの気分に浸れます。そのような人が多く見かけます。
都内の桜名所も良いですが、日常のままハイク気分で自然を味わうのは良いものです。ただ桜回廊にはトイレはともかくベンチが足りません。