26薔薇庭訪問記、北本オープンガーデン松崎さんの庭

きたもとオープンガーデンのパンフで松崎さんの庭は「バラの花咲くかくれ家」と紹介している通リ、
松崎さんの庭は、その長大な奥行きと樹々のまにまに見え隠れする本格手な洋館と相まって外からうかがい知れない神秘性を秘めています。
松崎さんの「かくれ家」の庭には何があるのでしょうか?
その1つは、北アルプス立山の5月と6月の名物の巨大な雪の壁を彷彿されて「雪の大谷」のごとく、アプローチの両サイドに巨大なランブラーローズの壁が林立します。これは業者の手を借りることなく松崎さんがお独りでDIY作業で園芸支柱でやぐらを組み、品種毎のランブラーローズの能力いっぱいを引き出しながら、誘引し
薔薇の壁を作っています。2~3本の薔薇の壁でしたら、どこにでもありますが、松崎さんの「かくれ家」のようにアプローチの奥まで何十mも続いている個人の庭はありません。
二つ目は個人の庭では観ることのできない奥行きのある美しいボーダー花壇がアプローチの片側何十mも続きます。ボーダー花壇を作った経験のある人だったら、まずは驚かれることでしょう。ボーダー花壇はオープンガーデンの時だけでなく、冬を除いて初春、春、初夏、真夏、初秋、秋、晩秋、初冬と次々と草花が表情を変えて彩ります。広大なボーダー花壇の神髄は、維持するコストがかかるために宿根草を基本に展開しますが、一概に宿根草と言っても強い弱い、宿根しないなど、そのっ選択には多大な経験が必要です。多くの薔薇園がボーダー花壇を維持できないのは、その維持に膨大なコストがかかるためです。松崎さんのボーダー花壇を見ていると松崎さんの花への想いが伝って来るのです。
三つ目は洋館の玄関先や所々におかれたコンテナの寄せ植えです。広大な「かくれ家」を緻密に引き締める美しいコンテナガーデンは、広大な庭を維持しながらも、花々の凝縮した美しさを表現しようとする松崎さんの楽しみに見えてなりません。

庭の入り口から垣間見える光景は、見学の人たちを圧倒します。

見学の人たちは、庭に直ぐにズカズカ入る人は見かけません。これから生じる「かくれ家」の圧倒的な景観を前に、心の準備をしているのかもしれません。

巨大なバラの壁が続きます。10年前初めて松崎さんの庭を訪問した時、この圧倒的なバラの壁に驚き、業者が仕立てているものと想い、どのような器具で仕立てているのか気になり、葉の影から覗いてみると、園芸支柱でやぐらを組んでいるのが分かり、松崎さんに対する尊敬の念が湧いてきました。
私はガーデニングはDIYで幅を広げられると信じており、その通リ実践してきました。松崎さんの洋館の「かくれ家」はガーデンDIYの宝庫でもありました。

緻密なボーダー花壇です。

ランブラーローズだけでなくハイブリットムスクなど使用し四季咲き性も楽しんでいます。

この若いご夫婦は福島の会津若松から新幹線でやってきたそうです。2人で美しい薔薇庭を作ろうと研究しています。お2人に団粒の土造りと維持が薔薇栽培とあらゆる植物栽培のの基本だとお話しました。

洋館の入り口です。明治、大正、戦前の時代と異なって現在、建物を洋館という人はいません。しかし松崎さんの家は洋館としか表現できない形態です。

洋館の玄関先の美しいコンテナガーデン。

広大な庭の手入れで良くコンテナガーデンを纏めようとする松崎さんが不思議ですが、やはり花がものすごく好きなのでしょう。

これだけの広大なボーダー花壇を維持して行くのは容易ではありません。

私は花の美しさも見とれますが、その背後の維持の時間につい心が向いてしまいます。

とても良い感じのボーダーです。

花々も幸せそうです。


この石材も松崎さんのDIYです。
